Friday, March 15, 2013

5 トランジッションタイム - 過渡期



いまわたしのグレイヘアは4、5センチほどの長さです。
グレイヘアが目立ち始め、色の境目もはっきりしてきました。
さて、これからこの割合がどんどん大きくなっていくのに、どう対処しながら
完全グレイヘアを達成することができるか…


わたしは20代の頃からずっと帽子が好きで、それはいまでもわたしのスタイルの一部です。
最近は旅で使いなさいと、デザイナーの友人が作ってくれたターバンがとても使い安いので、
旅が終わった今もよく付けています。
そしてこれがグレイヘアの過渡期にはとても便利です。
過渡期には、帽子やターバン、ヘアバンドなどを上手く使うのは、いいアイデアだと思います。
グレイヘアに近い色や、肌を美しく見せる色を取り込んで、オリジナルな雰囲気を作り出すのは楽しいものです。

よく聞くのは、ショートヘアにすること、今まで染めていた部分の色をグレイヘアに近い色に変えることなどですが、
それぞれが一番心地よくいられる選択をするのがベストです。
この過渡期を無事乗り越えることが、まずわたし達の課題ですね。

髪が伸びきるには長い時間がかかります。
自然のサイクルというのはどれも、こんな風にゆっくりと時をかけて変化します。
それはわたし達が変化を受け入れて、馴染んでいくために必要な時間なのかもしれません。
新しいわたしを発見、創造するには十分の時間ですね。

わたしはいま、これからの最大過渡期をどう過ごそうかと思案中です。
思い切り短くして、過渡期を短くするか、もしくは長さを保って、工夫をしながら過ごすか。
同じく変化を受け入れて、過渡期を共にする友人達とシェアし合ったり、
素敵に年を重ねて来た人の話しを聞いたりしながら、楽しく過ごしたい。
この時期、ポジティブな言葉に囲まれていることは大切です。

30代でメイクアップをしなくなったわたしには、お化粧をやめるというハードルはないのですが、
それでも、年を経て、肌の変化、表情の変化、筋肉の変化… 
いろいろな変化を感じるとき、時と場合によって少しだけ表情を明るく見せるためのタッチアップをします。

わたしの眉ははっきりしていて、眉を描く必要は全くなかったのですが、最近は少し、眉尻が薄くなってきました。
そこを少し濃くしてあげるだけで、顔の表情がはっきりすることに気づきました。
楽しみな、お出かけのための魔法です。
もう一つ愛用しているのは、ヘンプ(麻)のリップクリーム。
麻のオイルを使って作られているリップは、うっすらと赤みがつくので、顔を明るくしてくれます。

メイクアップアーティストでもあるシンディ•ジョセフは、
「女性が喜ぶ時、興奮している時の少し赤みが差した表情がとても美しい。」と言っています。
おでこや頬、両首筋、鎖骨のラインなどにうっすらと赤を滲ませることで、
いきいきと楽しげな雰囲気を作り出せると教えてくれています。

わたし達が自分自身でいることに心地いいこと。
いまのありのままの自分と、心地よく感じられる自分のバランスを上手にとること。
そして一番心強いのは、同じ想いの人がいたり、素敵だと声をかけてくれる誰かがいることかもしれません。
そんな世界を創っていきましょう。

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