Friday, March 15, 2013

- 生理のこと-


わたし達女性は
一生の間に二度
からだが大きく変化します。

一度目は生理がやってきて
二度目は生理がなくなるとき
こころもからだも大きく変わるとき
わたしの女という性の旅の中で 生理は結構大きい位置を占めていました。 
20代で子宮筋腫がみつかり、アメリカの医師は簡単に「切ってしまいましょう」と
言いました。 わたしは”共存する”という道を選びました。
筋腫は生理がなくなる時
自然と小さくなっていくと聞いたので
その時まで自分で手当していこうと決めたのです。
それ以来
腫瘍が固くなって痛んだり
からだ全体が不調になったり
出血が多くて慢性の鉄分不足になったり
出産もリスクがありました。
そのたびに
チャイニーズメディスンを煎じて飲み
いろんなタイプのハーブを試し
からだにやさしい鉄剤を探して
この腫瘍と共に生きてきました。

そうしてどうやらついに
長い時を共に生きた腫瘍と
お別れのときがきたようです。
共に走り抜きました。

同時に
二度目のからだの変化が
こころとからだに新しい症状を運んできたのです。
ちいさな湿疹が出ては消えたり
怠さや疲れがあったりしても
長い間 筋腫と共に生きた経験は
辛抱強く、からだの声を聴く耳を育ててくれた気がします。

この頃 自分を観ていると
なんだかいろんな人や物事が
理屈抜きで愛おしく感じています。
からだとこころ 男女という性 考えてみると
なんて広大で未知な世界を”自分”として
日々わたし達は生きているのでしょう。
それぞれの世界を楽しんで生きたいですね。
わたしの新しいフェーズ
女という性のすばらしさが開かれるのは
きっといまからに違いありません。

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